ゴルフをしている人の中には、ゴルフのスコア向上のために筋トレをしている人も多いと思います。
この記事では「ダンベルを使った筋トレ」に特化した、ゴルファー向けの筋トレを紹介して行きます。
ゴルフのスコア向上や飛距離アップを目指している人は、この記事で紹介する筋トレを試してみて下さい。
ゴルフの筋トレにダンベルがオススメな理由
ゴルフをする人にダンベルを使った筋トレをオススメする理由は、以下の3つです。
- ゴルフに必要な筋肉が付く
- 体幹の筋肉が付く
- 握力が上がる
ダンベルを使った筋トレにより、ゴルフのスコアやドライバーの飛距離を向上させることも可能です。
ゴルフコースを回ったり打ちっ放しに行くとお金もかかるので、ダンベルを買えば無料で出来るダンベル筋トレはお財布にも優しいですね。
ダンベルを使った筋トレでゴルフに必要な筋肉が付く
ダンベルを使った筋トレは、ゴルフに必要な筋肉を効果的に鍛えることが出来ます。
腕立て伏せやスクワットなどの自重トレーニングでは、ゴルフに必要な筋肉を狙って鍛えることが難しいです。
ダンベルを使うことで、ゴルフに必要な筋肉だけを鍛えられるので、筋トレの効率が上がります。
普段筋トレをする時間がないゴルファーは、ダンベルを使った筋トレをオススメします。
ゴルフに必要な体幹の筋肉が付く
ゴルフのスイングは上半身を回転させるので、ブレの少ないスイングをするためには体幹の筋肉が必要になります。
体幹の筋肉がないと、スイングが安定せずゴルフのスコアも安定しずらいです。
ダンベルを使った筋トレでは鍛える筋肉と共に、ダンベルを支える体幹部分(腹筋/背筋など)も同時に鍛えることが出来ます。
ゴルフ上級者は体幹トレーニングも取り入れた方が良いですが、ゴルフ初心者はダンベルを使ったトレーニングで体幹を鍛えましょう。
ゴルフに必要な握力が上がる
ゴルフでは「グリップを握る」という動作が必ずあります。
ゴルフコースを18ホール回ったりゴルフの打ちっ放しをすると、握力が低下すると感じる人もいると思います。
ゴルフ中に握力が低下するとフェース角度が開き、打球が右にスライスする傾向にあります。
もしあなたが「ゴルフの後半は打球が右にスライスする」と感じていたら、握力不足の可能性があります。
ダンベルを使った筋トレでは、ゴルフと同様にダンベルを握る(持つ)という動作があります。
筋トレ時にダンベルを握ることで、ゴルフに必要な握力を同時に鍛えることが出来ます。
わざわざ握力を鍛えるハンドグリップを使わなくても、ダンベルを使えば副次的に握力を鍛えることが出来ます。
【補足】ゴルフ筋トレと合わせて食事改善をしよう
せっかくゴルフ筋トレをするなら、筋トレの効果を最大化するために食事改善も合わせて行いましょう。
筋肉を付けるためにはタンパク質の摂取も大切ですが、炭水化物や脂質なども含めてPFCバランスの良い食事が非常に大切になります。
【理想的なPFCバランス】
しかし、食事改善をしたいと思っても
- 料理が苦手
- 仕事で忙しくて料理をする暇がない
- 筋トレで疲れて料理が出来ない
このような人が多いでしょう。
実際に私も仕事や筋トレで疲れて料理が出来ない日は、高タンパク質で栄養バランスが良い冷凍弁当を食べています。
↓こんな感じです↓
電子レンジで温めるだけで理想的な食事ができるので、非常にオススメです。
私が実際に食べて美味しいと感じた高タンパク質の冷凍弁当を紹介しているので、食事改善をして筋肉を付けたい人は下の記事をご覧ください。
≫高タンパク質の冷凍弁当を買えば筋トレの食事管理が簡単になる!
ダンベルを使ったゴルフ用の筋トレメニュー
ゴルフで飛距離を伸ばすためには、
- 腹筋
- 背筋
- 下半身
これらの筋肉をつける必要があります。
飛距離アップの他にも、スイングが安定することによるミート率アップも期待できます。
【腹筋】ダンベルロシアンツイスト
ダンベルロシアンツイストは、ダンベルを使って腹筋を鍛える筋トレです。
ゴルフの動きにある回転する動きになるので、ゴルファーに理想的な動きです。
【背筋】ダンベルデッドリフト
- 足を肩幅に開く
- ダンベルを降ろしながら胸を前に出す(広背筋を意識する)
- 背中を丸めずに前傾姿勢を作っていく
- 3の時に、ハムストリングスの緊張を感じるようにする
- ハムストリングスの緊張を感じながら膝を曲げていく
- ダンベルを持ち、全ての筋肉の収縮を感じるように真っ直ぐ上に押し上げる
- 上まで持ち上げたら大きく胸をはる(肩はあげないこと)
背筋を鍛えるダンベル筋トレは、ダンベルデッドリフトです。
デッドリフトはバーベルを使う筋トレ種目ですが、今回はダンベルを使うダンベルデッドリフトになります。(通常のデッドリフトと効果は変わりません)
【下半身】ダンベルスクワット
- 足を肩幅に開く
- つま先を真っ直ぐまたは少し開いた状態にする
- 背筋を伸ばし体を下におろす
- 膝が90度になるぐらいまで下がる
- 足の真ん中で体を上に持っていく
- 1〜5を繰り返す
ダンベルスクワットはその名の通り、ダンベルを持って行うスクワットです。
通常のスクワットより負荷をかけられるので、飛距離を伸ばしたいゴルファーにオススメです。
ダンベルを使った筋トレのポイント
- 高重量のダンベルは使わず回数を意識する
- 筋トレをしない休養日を作る
高重量のダンベルは使わず回数を意識する
ゴルフで飛距離を出そうとすると重いダンベルを使って筋トレをする人が多いですが、私は重いダンベルを使う必要はないと考えています。
その理由は、ゴルフのスイングには「しなやかさ」が必要だからです。
重いダンベルを使って大きな筋肉を付けると、固い筋肉が付いてしまいます。
軽いダンベルを使った筋トレや自重トレーニングなどでは、柔らかいしなやかな筋肉が付きます。
ゴルフで飛距離を伸ばすためには、力でゴルフボールを飛ばすのではなく、シャフトのしなりでゴルフボール飛ばすということを忘れないようにしましょう。
ゴルフクラブに振り回されている感覚がなくなれば、最低限の筋肉が付いたと認識しましょう。
ダンベルを使った筋トレをしない休養日を作る
ゴルフの筋トレにかかわらず、筋トレをする際は筋肉を休ませる休養日を作るようにしましょう。
筋トレにより筋繊維が破壊され、休養により筋繊維が回復することで筋肉量が増える仕組みです。
これを超回復と言います。
筋肉をつけようとして毎日筋トレをすると、逆に筋肉量が落ちる可能性があります。
オーバーワークにならないように、筋トレをするようにしましょう。
ゴルファーにオススメのダンベル3選
ダンベルを持っていない人のために、ゴルファーにオススメのダンベルを3つ紹介します。
ゴルファーにオススメのダンベル①
第1位の「Wout」の可変式ダンベルは、
- 重量が簡単に変えられる
- ダンベルにもバーベルにもなる
- 可変式としては低価格
このような特徴があります。
10kgという重量が物足りなくなったら、後から重りだけを購入することも出来ます。
ゴルファーにオススメのダンベル②
第2位の「FED」の可変式ダンベルは、
- 重量が簡単に変えられる
- ダンベルにもバーベルにもなる
- 持ち手を付けられる
このような特徴があります。
アタッチメントが多いので、少し値段が高くなってしまいます。
ゴルファーにオススメのダンベル③
第3位の「DOMIYA」の可変式ダンベルは、
- 重量が簡単に変えられる
- 台座があるので付属品が少ない
- 15段階に細かく調整できる
このような特徴があります。
24kgと重量が重めで15段階のアタッチャブル台座があるので、少し値段が高くなってしまいます。
まとめ
この記事では、ゴルフに有効なダンベル筋トレを紹介しました。
記事の内容をまとめると、
- ダンベル筋トレはゴルフに必要な筋肉を付けることができる
- ゴルフで飛距離を伸ばすためには腹筋、背筋、下半身を鍛える
- ダンベル筋トレは回数と休養日を意識する
このようになります。
ダンベルを使った筋トレをして、ゴルフのスコアや飛距離をアップさせましょう。