筋トレをしている人の中には、ダンベルプレスをしている人も多いでしょう。
バーベルを使ったベンチプレスは100kgを超えたらすごいというイメージがありますが、ダンベルプレスは何キロからすごいと言えるのかイメージが湧きにくいと思います。
普段からダンベルプレスをしている私も、何キロからすごいと言えるのか気になって調べたことがあります。
この記事では「ダンベルプレスを何回できたらすごいのか」について解説していきます。
あなたのダンベルプレスの重量はすごいと言えるのかチェックしてみましょう。
ダンベルプレスは何キロからすごい?
ダンベルプレスが何キロからすごいと言えるのか?という疑問は、「ダンベルプレスの平均重量」を見れば解決できます。
あなたのダンベルプレスのMAX重量が、ダンベルプレスの平均重量より多ければすごいと言えるでしょう。
逆に、ダンベルプレスのMAX重量が平均重量と同じか少なければ、残念ながらすごいとは言えません。
これからダンベルプレスの平均重量を紹介するので、あなたのダンベルプレスのMAX重量と平均重量を比較してみましょう。
ダンベルプレスの平均重量の見方
今から紹介するダンベルプレスの平均重量は、3つの項目で分けられています。
- 性別
- 体重
- トレーニング歴
あなたが該当する項目のダンベルプレスの平均重量と、あなたのダンベルプレスの最高記録を比べてみましょう。
ダンベルプレスで1回なら持ち上げられる重量を記載しています。
【男性】体重別のダンベルプレス平均重量
※ 表は縦横スクロールできます
※ 平均重量はダンベル1つの重量です
体重/歴 | 経験なし | 約1ヶ月 | 約6ヶ月 | 2〜5年 | 5年以上 |
---|---|---|---|---|---|
50kg | 7kg | 14kg | 24kg | 37kg | 51kg |
55kg | 9kg | 17kg | 27kg | 40kg | 55kg |
60kg | 11kg | 19kg | 30kg | 44kg | 59kg |
65kg | 12kg | 21kg | 33kg | 47kg | 63kg |
70kg | 14kg | 23kg | 35kg | 50kg | 33kg |
75kg | 16kg | 25kg | 38kg | 53kg | 70kg |
80kg | 17kg | 27kg | 40kg | 56kg | 73kg |
85kg | 19kg | 29kg | 43kg | 59kg | 77kg |
90kg | 20kg | 31kg | 45kg | 61kg | 80kg |
95kg | 22kg | 33kg | 47kg | 64kg | 83kg |
100kg | 23kg | 35kg | 49kg | 67kg | 85kg |
105kg | 25kg | 37kg | 52kg | 69kg | 88kg |
110kg | 26kg | 38kg | 54kg | 71kg | 91kg |
115kg | 28kg | 40kg | 56kg | 74kg | 94kg |
120kg | 29kg | 42kg | 58kg | 76kg | 96kg |
125kg | 30kg | 43kg | 59kg | 78kg | 99kg |
130kg | 32kg | 45kg | 61kg | 80kg | 101kg |
135kg | 33kg | 46kg | 63kg | 82kg | 103kg |
140kg | 34kg | 48kg | 65kg | 84kg | 106kg |
【女性】体重別のダンベルプレス平均重量
※ 表は縦横スクロールできます
※ 平均重量はダンベル1つの重量です
体重/歴 | 経験なし | 約1ヶ月 | 約6ヶ月 | 2〜5年 | 5年以上 |
---|---|---|---|---|---|
40kg | 2kg | 6kg | 13kg | 22kg | 33kg |
45kg | 3kg | 7kg | 15kg | 24kg | 36kg |
50kg | 4kg | 9kg | 16kg | 26kg | 38kg |
55kg | 4kg | 10kg | 18kg | 28kg | 40kg |
60kg | 5kg | 11kg | 19kg | 30kg | 42kg |
65kg | 6kg | 12kg | 20kg | 32kg | 44kg |
70kg | 6kg | 13kg | 22kg | 33kg | 46kg |
75kg | 7kg | 14kg | 23kg | 35kg | 48kg |
80kg | 8kg | 15kg | 24kg | 36kg | 50kg |
85kg | 8kg | 15kg | 25kg | 37kg | 51kg |
90kg | 9kg | 16kg | 26kg | 39kg | 53kg |
95kg | 10kg | 17kg | 27kg | 40kg | 54kg |
100kg | 10kg | 18kg | 28kg | 41kg | 56kg |
105kg | 11kg | 19kg | 29kg | 42kg | 57kg |
110kg | 11kg | 19kg | 30kg | 44kg | 58kg |
115kg | 12kg | 20kg | 31kg | 45kg | 60kg |
120kg | 12kg | 21kg | 32kg | 46kg | 61kg |
ダンベルプレスが何回できたらすごいのか
先ほどのダンベルプレスの平均重量の一覧表を見て、あなたのダンベルプレスの最高記録がすごいかどうか理解できた人もいると思います。
しかしあまり理解できなかった人もいると思うので、もう少し詳しく解説していきます。
ここからの例は、
- 性別:男性
- 体重:65kg(平均体重)付近
この2つのデータで解説します。
平均体重を基準にダンベルプレスの重量がすごいかどうか解説していますが、他の体重の場合も同じ見方になります。
筋トレ初心者はダンベルプレス12kgからすごいと言える
体重 | ダンベルプレス 平均重量(片手) |
55kg | 9kg |
60kg | 11kg |
65kg | 12kg |
70kg | 14kg |
75kg | 16kg |
80kg | 17kg |
※筋トレ初心者の男性のダンベルプレス平均重量
筋トレ初心者の男性(65kg)のダンベルプレスの平均重量は12kgとなっています。
普段からダンベルプレスなどの筋トレを全くしていない人は、12kgのダンベルを2つ使ってダンベルプレスを1回でも出来たらすごいと言えるでしょう。
筋トレ初心者の方は、怪我に気を付けながらダンベルプレス12kgに挑戦してみましょう。
筋トレ初心者がいきなり高重量でダンベルプレスをすると、手首を痛めることが多いです。
ダンベルプレス12kgに挑戦するときは、手首の怪我を防止するために「リストラップ」を付けておきましょう。
≫ シーク(Schiek)のリストラップを使った感想|口コミ・評判・レビューも紹介
筋トレ歴1ヶ月の人はダンベルプレス21kgからすごいと言える
体重 | ダンベルプレス 平均重量(片手) |
55kg | 17kg |
60kg | 19kg |
65kg | 21kg |
70kg | 23kg |
75kg | 25kg |
80kg | 27kg |
※筋トレ歴1ヶ月の男性のダンベルプレス平均重量
筋トレ歴1ヶ月の男性(65kg)のダンベルプレスの平均重量は21kgとなっています。
ジムなどで筋トレを始めて1ヶ月が経過した人は、21kgのダンベルを2つ使ってダンベルプレスを1回でも出来たらすごいと言えるでしょう。
筋トレを始めてから1ヶ月が経っている人は、怪我に気を付けながらダンベルプレス21kgに挑戦してみましょう。
ダンベルプレスにはベンチの角度によって種類が分かれています。
フラットダンベルプレスしかやったことがない方は、他のダンベルプレスにも挑戦してみましょう。
≫ダンベルプレスの種類と効果的なやり方|鍛える部位で種類を分けよう
筋トレ歴6ヶ月の人はダンベルプレス33kgからすごいと言える
体重 | ダンベルプレス 平均重量(片手) |
55kg | 27kg |
60kg | 30kg |
65kg | 33kg |
70kg | 35kg |
75kg | 38kg |
80kg | 40kg |
※筋トレ歴6ヶ月の男性のダンベルプレス平均重量
筋トレ歴6ヶ月の男性(65kg)のダンベルプレスの平均重量は33kgとなっています。
筋トレを始めて6ヶ月が経過した人は、33kgのダンベルを2つ使ってダンベルプレスを1回でも出来たらすごいと言えるでしょう。
33kgのダンベルはかなり重いので、補助を付けてダンベルプレスをすることをお勧めします。
ダンベルプレスの重量に伸び悩んでいる方は、こちらの記事もオススメです。
≫ダンベルプレスの重量設定の目安【初心者でも重量を伸ばせます】
筋トレ歴5年未満の人はダンベルプレス47kgからすごいと言える
体重 | ダンベルプレス 平均重量(片手) |
55kg | 40kg |
60kg | 44kg |
65kg | 47kg |
70kg | 50kg |
75kg | 53kg |
80kg | 56kg |
※筋トレ歴2〜5年の男性のダンベルプレス平均重量
筋トレ歴2〜5年の男性(65kg)のダンベルプレスの平均重量は47kgとなっています。
筋トレを始めて2〜5年が経過した人は、47kgのダンベルを2つ使ってダンベルプレスを1回でも出来たらすごいと言えるでしょう。
ただし、47kgのダンベルともなると、ジムに用意されていないことも多いです。
ジムに47kgのダンベルが無い場合は、ダンベルプレスをベンチプレスに換算して代用しましょう。
ダンベルプレスからベンチプレスの重量に換算する方法は、こちらの記事で解説しています。
【重量換算表あり】ダンベルプレス⇔ベンチプレス|換算の計算式も公開
筋トレ歴5年以上の人はダンベルプレス63kgからすごいと言える
体重 | ダンベルプレス 平均重量(片手) |
55kg | 55kg |
60kg | 59kg |
65kg | 63kg |
70kg | 33kg |
75kg | 70kg |
80kg | 73kg |
※筋トレ歴5年以上の男性のダンベルプレス平均重量
筋トレ歴5年以上の男性(65kg)のダンベルプレスの平均重量は63kgとなっています。
筋トレを始めて5年以上が経過した人は、63kgのダンベルを2つ使ってダンベルプレスを1回でも出来たらすごいと言えるでしょう。
ただし、63kgのダンベルともなると、どのジムにも無いと思います。
この場合も、ダンベルプレスをベンチプレスに換算して代用しましょう。
ダンベルプレスからベンチプレスの重量に換算する方法は、こちらの記事で解説しています。
【重量換算表あり】ダンベルプレス⇔ベンチプレス|換算の計算式も公開
ダンベルプレスの重量を増やしてすごいと言われるために
ダンベルプレスで挙げられる重量が平均以上で、自分はすごいと思えた人もいるでしょう。
しかしその反対に、ダンベルプレスで挙げられる重量が平均以下の方もいたでしょう。
ダンベルプレス重量が伸びない理由は、下の2つが挙げられます。
- フォームが間違っている
- 筋肉が十分に付いていない
この2つの対策をすれば、初心者でもダンベルプレスの重量を伸ばすことが出来ます。
2つの対策を詳しく解説するので、できることから改善していきましょう。
正しいフォームでダンベルプレスを行う
ダンベルプレスのフォームや呼吸方法が間違っていると、ダンベルプレスの重量は伸びません。
ダンベルプレスの重量を伸ばすために闇雲に鍛えるのではなく、まずは正しいフォームでダンベルプレスが出来ているか確認しましょう。
正しいフォームに加えて呼吸法も覚えることで、ダンベルプレスの重量を伸ばしやすくなります。
ダンベルプレスの正しいフォームと呼吸法
イメージ | 説明 |
① 脚を少し開いた状態でベンチに仰向けになる。 このとき、ダンベルが大胸筋下部の付近にくる。 |
|
② ダンベルを大胸筋下部の付近に下ろした状態で構える。 | |
③ 息を吐きながらダンベルを上げていく。 このとき、両腕を完全に伸ばしきる。 |
|
④ 息を吸いながらダンベルを下ろしていく。 | |
⑤ 3~4を繰り返す。 |
ダンベルプレスの重量を伸ばすためにタンパク質を摂る
ダンベルプレスの重量を伸ばすためには、高重量を挙げることが出来る筋肉が必要です。
ダンベルプレスの重量を伸ばすために闇雲に鍛えるのではなく、栄養と休養をしっかり摂りましょう。
ダンベルプレスをしている人の多くはプロテインを飲んでいると思いますが、普段の食事が疎かになっていることが多いです。
ダンベルプレスの重量を伸ばしたい人は、プロテインを飲むだけではなく、食事管理をしっかりして筋肉を付けましょう。
ダンベルプレスで高重量を扱えるようになるためには、筋トレ+食事改善が必須です。
ダンベルプレスやベンチプレスをしている人の中には、
という人が多いですが、プロテインだけでは栄養バランスが悪すぎます。
筋肉を付けるためにはタンパク質の摂取も大切ですが、炭水化物や脂質なども含めてPFCバランスの良い食事が非常に大切になります。
【理想的なPFCバランス】
しかし、食事改善をしたいと思っても
- 料理が苦手
- 仕事で忙しくて料理をする暇がない
- 筋トレで疲れて料理が出来ない
このような人が多いでしょう。
実際に私も仕事や筋トレで疲れて料理が出来ない日は、高タンパク質で栄養バランスが良い冷凍弁当を食べています。
↓こんな感じです↓
電子レンジで温めるだけで理想的な食事ができるので、非常にオススメです。
私が実際に食べて美味しいと感じた高タンパク質の冷凍弁当を紹介しているので、食事改善をして筋肉を付けたい人は下の記事をご覧ください。
≫高タンパク質の冷凍弁当を買えば筋トレの食事管理が簡単になる!
ダンベルプレス初心者が重量を伸ばす際の注意点
ダンベルプレス初心者がダンベルプレスの重量を伸ばす際には、ケガに注意する必要があります。
筋肉がついてダンベルプレスの重量を伸ばすことが出来ても、関節が負荷に耐えられないことが多いです。
ダンベルプレスでは、手首と腰に痛みが出やすいので、サポーターなどを使いながらダンベルプレスを行いましょう。
私がダンベルプレスをする際は、
- リストラップ
- トレーニングベルト
この2つのアイテムを使っています。
特に手首を保護するリストラップは、ダンベルプレスには必須だと考えているので、最低でもリストラップは購入しておきましょう。
まとめ
この記事では、ダンベルプレスは何キロからすごいと言えるのか?について解説しました。
すごいと言えるダンベルプレスの重量を筋トレ歴別にまとめると、下のようになります。
筋トレ歴 | すごいと言える ダンベルプレス重量 |
未経験 | 12kg |
1ヶ月 | 21kg |
6ヶ月 | 33kg |
2〜5年 | 47kg |
5年以上 | 63kg |
※体重65kgの男性の場合
せっかくダンベルプレスをしているなら、他人からすごいと言われるような重量を挙げられるようになりたいですよね。
ダンベルプレスですごいと言われるためには、継続してダンベルプレスを続けることだと思います。
ダンベルプレスを継続しつつ、栄養を摂って高重量を扱える筋肉を付けましょう。
ダンベルプレスの基礎知識 |
ダンベルプレスの種類と効果的なやり方 |
ダンベルプレスの重量設定の目安 |
ダンベルプレスの豆知識 |
ダンベルプレスの平均重量 |
何キロからすごいのか? |
ベンチプレスへの重量換算 |
ダンベルプレスの重量 |
ダンベルプレス20kg |
ダンベルプレス30kg |
ダンベルプレス40kg |